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新型コロナウイルス急増に伴うメッセージ

2022.08.01

海老名市民の方へ

一般社団法人 海老名市医師会
会長 髙 橋 裕一郎

新型コロナウイルス感染症は、7回目の大きな波を迎えています。
新型コロナウイルス感染症の感染疑いのある方の診療は、市内の内科系クリニックや病院で診察し、必要に応じて検査を実施していますが、発熱等の症状のある患者を受け入れる場合は、診察前の準備、待合室・診察室の隔離、診療後の国への報告など、通常診療よりも時間がかかることから、一度に多くの方を診療することができません。
このため、医療機関としては、かかりつけの患者さんに絞らざるを得なかったり、通常診療の枠を取れなかったり、やむを得ず、診察をお断りしなければならない事態となっています。
このような事態により、医療機関には電話が殺到し、時には医療スタッフがお叱りを受けることもありますが、医療スタッフは肉体的にも心理的にも疲れ、ぎりぎりの状態になりながらも奮闘している状況です。また、医療スタッフ自身の感染や、濃厚接触者になり出勤できない状況が発生し、診療を縮小したり、休止したりすることも頻繁になってきており、診療の不安定さも増しています。
自分や家族に発熱等の症状が出た場合の心配な状況は理解できますが、お叱りを受けることは医療の実情にはあっていないと考えます。また、このような状況が起こると結果的に診療が止まり、診療継続の妨げとなり、医療機関が更にひっ迫することにつながりますので、このようなことがないように皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
なお、このような状況を踏まえ、効率よく診療を行うため、当面の間、以下の診療方法を行いますので、御理解・御協力のほどよろしくお願いいたします。

1 同居家族の検査は症状のある方の一人程度として、陽性であれば残りの家族の方は「みなし陽性者」とします。

2 抗原検査キットによるセルフテストを推奨します。陽性であった場合はスマートフォンで記録する。ビニール袋に入れて持参するなど検査の証拠となるように持参してください。(各医療機関で対応が異なります。電話などで確認ください。)

3 抗原検査(セルフテスト)の結果が陽性であれば県の自主療養のシステムも選択できます。
新型コロナ 自主療養届出制度について

4 高齢者や医学的に免疫の弱い方の診療を優先します。医療機関により選別の方法は異なります。必ず各医療機関のルールに従って受診してください。
県の方針として以下のようになっています。......65歳以上の方、40歳から64歳までで重症化リスク因子がある方、2歳未満の方、妊娠している(妊娠の可能性がある)方が抗原検査によるセルフテストを行い、陽性が判明した場合は、必ず医療機関を受診してください。
重点観察対象者とは

海老名市長からのメッセージはこちらから↓
https://www.city.ebina.kanagawa.jp/guide/kenko/1010591/1012088/1014733.html

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